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更新日: 2024.08.20

乾燥シーズンは “住宅火災” に要注意!秋の火災注意報

空気が乾燥する秋から冬にかけては、火災が起きやすく、小さい火でも大きく燃え広がる恐れがあります。火災事故を防ぐために、今回は住宅火災への備えとして注意すべきポイントをご紹介します。

住宅火災の主な出火原因は?

住宅火災は日常生活の些細な不注意から発生することがほとんどです。日頃から基本的な防火対策を徹底し、大切な家や家族を火災から守りましょう。

住宅火災の原因 第1位「コンロによる火災」

毎日の調理に欠かせないコンロは、使い慣れているからこそ、うっかりミスが起こりやすいもの。常に注意を払いましょう。

< 火災につながった事例 >
  • 鍋を火にかけたまま就寝し、鍋が空焚き状態になっていた
  • 魚焼きグリルに残っていた油かすに火が付き、出火した
  • コンロの奥の調味料を取ろうと手を伸ばしたら袖に着火した

日用品に防火品を使用する

エプロンやアームカバーなどを、特殊加工を施し燃えにくくした防火品にすることで延焼拡大の防止に。

燃えやすいものを近づけない

調理中はストールなどを外し、服の裾や袖が火に触れないようにしてください。布巾の置き場所にも注意を。

調理中は常にそばにいる

コンロによる火災原因 の多くは “消し忘れ” です。火の使用中はそばを離れない・目を離さないを徹底してください。

その他の重要な火災原因

「たばこによる火災」

<火災につながった事例>

布団の上で喫煙したばこの火種が落ち、布団に引火した

寝たばこは絶対にしないでください。吸い殻は水で完全に消してから捨てましょう。

「ストーブによる火災」

<火災につながった事例>

電気ストーブをつけたまま寝たところ、布団がストーブに接触し、引火した

外出時や就寝時には電源を切り、ストーブの近くに燃えやすいものは置かないでください。

「配線器具・電気機器による火災」

<火災につながった事例>

電源プラグにホコリが溜まった状態で使用したためショートし火災に

ホコリと湿気を防ぐ

電源プラグからのショートを防ぐために、コンセント周りを掃除し、ホコリや湿気が溜まらないようにしましょう。

安全機能付きの電源タップ

過電流時に自動で電気を切るブレーカー機能、漏電時に電気を遮断する機能などを備えた電源タップがおすすめです。

電源コードを束ねない

コードを束ねると放熱が妨げられ、発火の原因になります。コードの折れ曲がりや家具の下敷きにも注意を。

火災時は、天井に炎が達する前に避難を! 部屋の扉を閉め延焼を防ぐ対策も重要です。

だから安心・安全に料理を楽しめる!火災を防ぐガスコンロの安全機能

2008年以降、家庭用コンロには調理油過熱防止装置、立ち消え安全装置など「Siセンサー」という安全機能が標準装備されています。現在はさらなる機能が搭載されたガスコンロが登場しています。

「鍋なし検知機能」

鍋などを置いていないと点火せず、調理中に持ち上げると自動的に弱火になるため、消し忘れによる火災を防げます。

「感電停止機能」

地震などの強い揺れを検知すると、コンロ・グリルとも自動的にガスを止め消火。同時多発的に起こる火災防止に。

「グリル過熱防止機能」

グリル内の温度の異常を検知し自動消火。防炎パイプが設置されたタイプなら、炎が外に出るのを防ぎ火災拡大も防止!

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